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ここは病院前。
前回、ミサトさんの手料理によって、危うく全滅するところだったネルフ一家の面々も無事退院することができました。
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シンジ「いや〜、死ぬかと思った」
ミサト「おかしいわね〜、こんなハズじゃなかったのに」
ゲンドウ「葛城君、キミは今後一切料理をすることを禁じる!」
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―ここは司令室。
ゲンドウ「今日は皆に報告することがある。
って、お前らチャット楽しんでんじゃね〜よ!」
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ゲンドウ「本日より『エヴァンゲリオン零号機』が復帰する」
シンジ「零号機!?」
ゲンドウ「そうだ。零号機はプロトタイプとして、初号機より少し前に配備されていたのだが、前回の起動実験のときに問題があって、オーバーホールしていたのだ」
シンジ「オーバーホールって、車のエンジンかよ」
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シンジ「起動実験って、綾波が重傷を負ったってやつ?」
マヤ「そう、うっかり居眠りしていたレイが零号機に踏んづけられてしまったの」
シンジ「突っ込む気も失せるなぁ〜」
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ゲンドウ「では、零号機、入りたまえ」
エヴァンゲリオン零号機「零号機で〜す」
シンジ「なんか目がチカチカするカラーリングだなぁ」
初号機「・・・・・・」
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ゲンドウ「シンジと初号機は初めてだったな。
改めて紹介する。エヴァンゲリオン零号機だ。
仲良くしてやってくれ」
シンジ「仲良くって、転校生か(゚д゚;)」
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零号機「あら、あなたが初号機ね!これから一緒に使徒と戦っていきましょうね!」
初号機「・・・・・・」
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シンジ「零号機は女なのかよ(^_^;)
初号機とか零号機ってまぎらわしいから、いっそのこと『エヴァ子』って呼んでいい?」
ゲンドウ「エヴァ子!?なんちゅ〜ヒドいネーミングセンスだ!」
でも零号機はまんざらでもない様子だ(笑)
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エヴァ子「ねえねえ、初号機〜、あっちへ行って、二人っきりでおはなししましょ〜よ」
初号機「・・・・・・っ(汗)」
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シンジ「前から思ってたけど、こいつら好き勝手に動けるんだから、僕たちがパイロットとして乗り込む必要ってないんじゃない?」
ゲンドウ「バカ!お前たちパイロットに操縦されることによって、エヴァシリーズは最高の性能を引き出すことができるんだ!」
シンジ「ふ〜ん、そんなもんなの」
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―その頃、ネルフ本部の前には鉄郎が来ていました。
鉄郎「初号機に会わせてよ〜」
マヤ「ボク、初号機って誰のこと?
ここにはそんな人いないわ」
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鉄郎「ここにロボットみたいな格好したのがいるって聞いたんだもん!
隠さないでよ!」
マヤ「何かの間違いよ。
悪いこと言わないから、お帰りなさい」
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初号機「(テツロウ・・・)」 |
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ミサト「どうしたの、初号機。
行っておあげなさいよ」
初号機「・・・・・・!?」
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ミサト「確かに、“使徒”はあなたを目のカタキにしているから、あなたのところに現れることもあるわ。
でも“使徒”の本当の狙いはこのネルフ本部の地下に隠されているの」
初号機「・・・・・・!?」
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ミサト「だから、心配せずにお友達に会っていらっしゃい。
それに、万が一“使徒”が現れたら、あなたの手でお友達を守ればいいのよ」
初号機「・・・・・・(涙)」
“使徒”が狙うものとは何なのでしょうか?
ネルフ本部の地下には何かとんでもないものが隠されているようです・・・!!
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鉄郎「あっ、初号機!!」
初号機「・・・・・・(^_^)」
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鉄郎「初号機〜、会いたかったよ〜!!
こないだは突然どこに行っちゃったんだよ〜、バカバカ〜!!」
初号機「・・・・・・(涙)」
鉄郎良かったね、初号機と再会できて(^-^)
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二人はまた公園にやってきました。
鉄郎「あれ?ジュン子がいるよ」
初号機「・・・・・・!!」
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ジュン子「あら、初号機さんだったわね」
初号機「・・・・・・」
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ジュン子「鉄郎、あたしちょっと初号機さんとお話があるから、あっちで遊んでてもらっていい?」
鉄郎「え〜、早く初号機と遊びたいのに〜」
ジュン子「お願いよ」
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ジュン子「ねえ、初号機さん」
初号機「・・・・・・」
ジュン子「こないだのお話考えてくれた?」
初号機「・・・・・・?」
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ジュン子「ウチの『デイリーシムズ』を取ってもらうって件」
初号機「・・・・・・^^;」
ジュン子「まあ、その気になったらご連絡ちょうだい。よろしくね」
初号機「・・・・・・・^^;」
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・・・と、そんな二人をジッと見ている人影がありました。
なんと、エヴァ子です( ̄□ ̄;)!! |
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エヴァ子「ななな、何よ!あの女!?
あたしの初号機に馴れ馴れしくしちゃって!
許せないわ!!」
うっわ〜、エヴァ子はマジで初号機に惚れちゃってるのね〜(´д`;)
ってか、リアルでは絶対お友達になりたくないタイプですね(゚д゚;)
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ジュン子「じゃあ、初号機さんまたね」
初号機「・・・・・・」
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エヴァ子「キ〜っ!
あの女許さない!
許さない!
許さないわ〜っ!!」 |
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ジャキ〜ン!!
なんと、これは戦自研(戦略自衛隊)が開発した『陽電子砲(ポジトロンライフル)』だっ!
※収穫機ぢゃないよ^^;
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ドッギューン!
エヴァ子「消えろ〜〜っっ!!」
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ズゴゴゴゴゴ!
ジュン子「きゃっ、何!?」
ジュン子絶体絶命!!
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初号機「!!!」
初号機がジュン子をかばって飛び出した〜〜っ!!
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って、行きすぎた〜〜っ(´д`;)!! |
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ど〜ん!! |
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ジュン子「・・・えっ?」
初号機「・・・・・・(^_^;)」
鉄郎「ジュン子、どうしたの?またテロ?」
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エヴァ子「ちっ、陽電子のチャージ不足だったわ・・・。
次はこうはいかないんだから!
覚えてらっしゃい!」
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またややこしいのが登場してきました(^_^;)
ってかまあ、ジュン子もエヴァ子と同じようなことやってますから、因果応報ってヤツなんですけどね(´д`;)
しかし、恐ろしやエヴァ子(゚д゚;)!
“使徒”よりよっぽど危険なんじゃないか?
こんなアブナイやつが登場しちゃって、この先どうなっちゃうんでしょ〜(^_^;)
既にマメケンにも先が読めなくなってきちゃいました(´д`;)
ってか、今回は特殊効果(?)をふんだんに盛り込んでみました。
ちょっとやりすぎた感もありますが・・・。
次回は「あらま荘」の面々でお話を作りたいと思ってましたが・・・、どうも違うヤツらが登場しそうです(^^ゞ
お楽しみにっ!!
実はすごく家庭的だったりします(^_^;)
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